このページは決算分析表の見本(サンプル)です。丹羽総合会計事務所が中小企業の決算後にお渡ししている「決算分析表」を、実際の体裁のままPDFで公開しています。
株式会社●●●様(金属部品加工業・架空)の第41期(令和4年3月期)から第45期(令和8年3月期)までの5期分です。法人名・数値はすべて架空で、実在の法人とは関係ありません。A4縦・16ページ、金額の単位は千円(税抜経理)です。実際の資料は、決算書・勘定科目内訳明細書・法人事業概況説明書・申告書・元帳などを確認したうえで、貴社ごとに個別に作成いたします。
この資料の構成
決算分析表は、決算書の数字を「この1年で何が起きたか」「なぜそうなったか」「次の1年で何をするか」の順に並べ替えた資料です。各章で何を記載しているかを一覧にしました。
| 章 | 記載している内容 | この章でわかること |
|---|---|---|
| この1年の振り返り | お取引先の動きと業界の動きを、決算書の数字と結びつけて文章で整理します。 | 数字を見る前に、どういう1年だったかを共有できる |
| ハイライト | その期の要点を3つに絞り、当期の主要数値を前期対比の一覧にします。 | ここだけ読めば全体像がつかめる |
| ① 決算推移および前期対比増減分析 | 損益計算書・貸借対照表の主要科目を5期分並べ、前期との増減額・増減率と、その増減が起きた理由を科目ごとに記載します。 | どの科目がいくら動いたのか |
| ② 直接損益計算書 | 費用を「売る量に比例して増減するもの(変動費)」と「売上に関係なくかかるもの(固定費)」に組み替え、限界利益率・損益分岐点売上高・損益分岐点比率を5期分計算します。 | 売上がいくら落ちると赤字になるのか |
| ③ 利益改善シミュレーション | ②の区分をもとに、売上・販売単価・材料費・固定費を動かしたときの営業利益を4〜5通り試算します。 | どの手を打てば利益がいくら増えるのか |
| ④ キャッシュ・フロー計算書(簡易・間接法) | お金の動きを営業活動・投資活動・財務活動の3つに分け、5期分の推移とフリー・キャッシュ・フローを示します。 | 利益と手元資金がなぜ一致しないのか |
| ⑤ 資金の調達と使途 | 直近数期でどこから資金を集め、何に使ったかを調達側・使途側に分けて一覧にします。 | 借りたお金が何に変わったのか |
| ⑥ 月別売上高と移動年計 | 12か月分の売上高と前年同月比、移動年計(直近12か月の合計)を並べます。 | 季節の波を除いて本当に伸びているのか |
| ⑦ グラフ | 売上高/営業利益・経常利益/限界利益率と損益分岐点比率/変動費・固定費/キャッシュ・フロー/現預金・借入金・純資産の6面を図にします。 | 数字の並びでは見えない形が一目でわかる |
| ⑧ 特記事項 | 期ごとに「問題点」「改善できた点」「次期までに実施すること」を記録します。毎期書き足していく欄です。 | 前期に決めたことができたかどうか |
| ⑨ 財務分析指標 | 収益性・効率性・安全性・生産性のおよそ20指標を5期分並べ、目安・判定・コメントを付けます。あわせて収益性・健全性・流動性・安定性の4つの面をレーダーチャートで示します。 | 自社の強みと弱みがどこにあるのか |
| ⑩ まとめ 問題点及び改善案 | 現状の問題点と改善案をそれぞれ5点、根拠となる数字つきで整理し、最後に総括を付けます。 | 明日から何から手をつけるか |
決算のご報告の際は、この資料をお手元にお持ちいただきながら、1ページずつご説明します。ご不明な点はその場でお聞きください。なお、法人の種類(医療法人・学校法人・社会福祉法人・NPO法人・宗教法人・管理組合など)によって、章立ては同じまま、科目名と指標の中身を置き換えてお作りしています。
決算のご報告を「数字の読み上げ」で終わらせないために
実際の決算分析表は、貴社の決算書・勘定科目内訳明細書・申告書・元帳などをもとに個別に作成し、決算のご報告の際に対面でご説明します。顧問契約をご検討中の方のご相談も承ります。
