このページは決算分析表の見本(サンプル)です。丹羽総合会計事務所が宗教法人の決算後にお渡ししている「決算分析表」を、実際の体裁のままPDFで公開しています。
宗教法人●●●様(寺院・架空)の令和4年3月期から令和8年3月期までの5期分です。法人名・数値はすべて架空で、実在の法人とは関係ありません。A4縦・16ページ、金額の単位は千円です。実際の資料は、収支計算書・財産目録・元帳などを確認したうえで、貴法人ごとに個別に作成いたします。
この資料の構成
決算分析表は、決算書の数字を「この1年で何が起きたか」「なぜそうなったか」「次の1年で何をするか」の順に並べ替えた資料です。各章で何を記載しているかを一覧にしました。
| 章 | 記載している内容 | この章でわかること |
|---|---|---|
| この1年の振り返り | 檀家数の動きと納骨・永代供養の利用状況を、収支計算書の数字と結びつけて文章で整理します。 | 数字を見る前に、どういう1年だったかを共有できる |
| ハイライト | その期の要点を3つに絞り、当期の主要数値を前期対比の一覧にします。 | ここだけ読めば全体像がつかめる |
| ① 決算推移および前期対比増減分析 | 収支計算書・財産目録の主要科目を5期分並べ、前期との増減額・増減率と、その増減が起きた理由を科目ごとに記載します。あわせて檀家数と檀家1軒当たりの収入も並べます。 | どの科目がいくら動いたのか |
| ② 直接損益計算書 | 費用を「法要や行事の件数に連動して動く宗教活動支出(変動費)」と「件数に関係なくかかる人件費や境内の維持費などの管理費(固定費)」に組み替え、限界利益率・損益分岐点・損益分岐点比率を5期分計算します。 | 収入がいくら減ると赤字になるのか |
| ③ 収支改善シミュレーション | ②の区分をもとに、納骨堂の利用・護持会費・管理費を動かしたときの収支差額を4通り試算します。 | どの手を打てばいくら増えるのか |
| ④ 資金の動き(一般会計と修繕積立) | 一般会計と修繕積立に分けて現預金の動きを5期分並べ、手元資金が支出の何か月分にあたるかを示します。 | 修繕に回せる余裕がどれだけあるのか |
| ⑤ 資金の調達と使途 | どこから資金を集め、何に使ったかを調達側・使途側に分けて一覧にします。調達と使途は必ず一致します。 | 入ってきたお金が何に変わったのか |
| ⑥ 月別収入と移動年計 | 12か月分の収入と前年同月比、移動年計(直近12か月の合計)を並べます。 | お盆・彼岸の波を除いて本当に伸びているのか |
| ⑦ グラフ | 収入合計/収支差額(繰入前)・当期収支差額/限界利益率と損益分岐点比率/変動費・固定費/資金の動き/現預金・修繕積立金・手元資金合計の6面を図にします。 | 数字の並びでは見えない形が一目でわかる |
| ⑧ 特記事項 | 納骨関係収入の税務上の整理、所轄庁への書類提出、収支計算書の作成義務、法人と個人の区分、本堂修繕の資金計画、境内建物・墓地の固定資産税など、宗教法人で期限や判断の分かれる論点を一覧にします。 | 期限のある手続きを取りこぼさない |
| ⑨ 財務分析指標 | 収支差額率・宗教活動収入比率・修繕積立の達成率など13指標を5期分並べ、目安・判定・コメントを付けます。あわせて収益性・健全性・流動性・安定性の4つの面をレーダーチャートで示します。 | 自法人の強みと弱みがどこにあるのか |
| ⑩ まとめ 問題点及び改善案 | 現状の問題点と改善案をそれぞれ5点、根拠となる数字つきで整理し、最後に総括を付けます。 | 明日から何から手をつけるか |
決算のご報告の際は、この資料をお手元にお持ちいただきながら、1ページずつご説明します。ご不明な点はその場でお聞きください。章立ては9種類の法人で共通ですが、科目名と指標の中身は宗教法人向けに置き換えてお作りしています。
宗教法人の決算を「数字の報告」で終わらせないために
実際の決算分析表は、貴法人の決算書・内訳書・申告書をもとに個別に作成し、決算のご報告の際にご説明します。顧問契約をご検討中の方のご相談も承ります。
